TOP > FACT&GRAPH STUDIO 日記 > タイガー&ホース 第2部
あにはからんや、第2部が1年後に更新とは...
そう言えば『ブログ』って言いましたよね、こーゆーの。
日々の活動報告的な意味だと、『ツイート』とか『シェア』の方が、今や耳馴染んでいますよね。(やってないけど)
いずれもそのうち『チョベリバ』と同じくらい、何言ってるのか分からない言葉になるかもしれませんが、まぁ流行りなぞうたかたなものです。
えと...忘れ難きトラウマ。トンデモ発表会のお話でしたね。
まぁざっくり言うと、発表会だってのに全く練習していなかったから途中で止まっちゃったんだよね。って話です。
なんともはや、過怠が過ぎます。
『トルコ行進曲』ってあるじゃないですか。
その(地獄の)発表会で弾いた曲なのですが、過度な緊張と練習不足も相まって、演奏途中で真っ白になってしまい、ある箇所以降が思い出せないんですよ。タラリラリラリラ...って早くなるとこですよ。
そこでもう一度最初から弾き始めたんですが、やっぱり同じところで指が止まってしまうんですね。
無限とも思える沈黙。まばゆい舞台の中で独り、白と黒の相剋に抗えず、押し潰され......
嗚呼......もー思い出すだけでえづいちゃう。
どうやって弾き終えたのか?そんなの覚えてませんよ。
黒歴史なんて闇に葬ってしまいましょう。
まぁその何年か後に、今度は札幌市民ホール(現在のカナモトホール)で、性懲りも無く大失敗なんかするんですけど...それはいっか。
私がそんな体たらくでしたので、小さなお子様たちが頑張ってピアノに向かっている姿には心から感動します。
舞台に立って大勢の人を前にするという経験は、後に様々な場面で役立ちます。
積み重ねてきた努力とその賞賛はかけがえのない自信となるでしょう。
では失敗や大恥をかいた、言わば『トラウマ』となった経験はどうでしょうか?
私はこちらにこそ意味があるように思えます。
トラウマは『他者を慈しむ良心』を育てる糧となるのではないでしょうか。
私は頑張っている人を応援出来るようになりました。
大声ではなく良心で。
失敗しても大丈夫です。
次はどんな曲が弾けるようになるのか、楽しみにしている人が、見ていてくれる人が必ずいます。
先月立て続けに発表会の撮影を頂き、来月末にもご予定を頂いておりましたので、はたとこのHP上の日記を思い出し、書き加えた次第です。
ではまたいづれ。